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きなこの雑記帳

8/11 SPITZ 30th ANNIVERSARY TOUR “THIRTY30FIFTY50”@さぬき市野外音楽広場テアトロン

スピッツのライブ、いやそもそもライブ自体にめちゃめちゃ久しぶりに行ってきました。
思えばスピッツのライブに行くのは、いつぶりなんでしょう…さざなみあたりのツアー以来?それともファンクラブイベント?はじめて見たのが学生時代に参加した2008年のセットストックだったというのは覚えているのですが(わたしはライブデビューが大変遅く、大学生になってからでした)スピッツの単独ライブに行ったのは多分そのあと1回くらいなんじゃないかと思います。しかし思い出せない…

夫も私もスピッツが大好きなんですが、結婚してから一度もライブに行かなかったので(行きたいのはいろいろあったんだけど…たまアリのイエモンとか、なぜチケット応募しなかったんだろう)セブンイレブンの先行のポスター見かけて、絶対行こう!と約束してチケット予約。なんとか芝生席のチケットがとれたのでふたりで出かけてきました。会場も特殊だったため、記録も兼ねて色々と書いてみたいと思います。

 

目次 

 

アクセスについて

会場のさぬき市野外音楽広場テアトロンは、さぬき市志度町の山奥にあります。公共交通機関ではまずたどり着けないため、主催会社のDUKEより旅行会社によるシャトルバスや県外バスツアーなどの案内があるかと思います。県外の方はバスツアーでお越しになるか、県内発シャトルバス(今回は高松駅発、さぬき市役所発、臨時駐車場発の3種ありました)を使うことになるかと思います。なお、高松駅発については数が少ないため私がみたときには瞬殺でした…。さぬき市役所は、JR志度駅から徒歩10分程度なので、公共交通機関でお越しの方はここから行かれるのもひとつです。
うちは車で参加したので、臨時駐車場まで自家用車で乗り付けてそこからシャトルバスに乗りました。バスは満席になり次第発車しますが、待機してる台数も多いので慌てなくても乗れます。が、ギリギリではなく早めに行っておいた方がいいかもしれません。一部バスが遅れたようで、会場に遅れてやってきている方もたくさん見られましたので…
なお、県内発シャトルバス及び駐車場については有料でした。チケットがとれたら、すぐに詳細を調べて予約いたしましょう。

 

会場について

シャトルバスは会場近くの芝生広場まででした。ついたら、入場列があるのでそこに並びました。そこから歩いて5~10分くらいで会場です。途中で、芝生席と指定席の列に分けられます。道路を通ったりする関係ですんなりと進まないので、時間に余裕を持っておいてください。トイレは野外フェスによくある簡易トイレです。
座席については、会場名で検索すれば出てきます。芝生席は本当に、区切りもない芝生なので先着順で好きなところに座って席をとりました。ステージから芝生席の後ろまでは結構遠いですが、スピッツのメンバーみんなが「後ろまでよく顔が見えるよ!」と言ってくれたのでステージ上もかなりよく見えるのではないでしょうか。私はあほなので当日メガネを忘れ、霞んだメンバーの姿を眺めておりました…あほすぎる…。かなり傾斜がきついのと、まじの芝生なので、ピクニックシートみたいなのがあるといいかと思います。うちはシート買ってたのに持っていくの忘れました。夫婦揃ってあほです。
あと、LサイドとRサイドで日光の当たり具合がかなり違います。わたしはLサイドだったのですが、Lサイドは時間が経つと日陰ができますがRサイドの方は18時過ぎくらいまでがんがん日光が当たる席が多くてかなりつらそうでした。ただ、日が指す分Rサイドの方が夕焼けは綺麗に見えるんじゃないかな…と思います。
全然関係ないかもですが、ライブの前にデュークのスタッフさんの挨拶がありました。あれってこの会場限定?それとも四国のスピッツのライブではいつもあるの?ちょっと気になります。

 

ライブの感想

ありがとう最高だった。
みんな50歳のおじさんだし暑い野外で大丈夫かな〜と思っていたのですが、リーダーが最初から多動だったので安心しました。リーダー好きの夫も大変興奮していました。おじさんたち、ますますMCゆるゆるになってたように思います。なぜか、353号線のうたの「パーパーパパー パパーパー」をみんなで合唱してたり(ちょうど私、トイレ行ってていきさつが分からなかった)「スピッツって夏の歌がない…」って言ってたり(いや、夏の歌いっぱいあるやん、って思った)以前テアトロンでライブをしたときの思い出話だったりとか志度町という名前についてとか、いろいろ楽しかったです。みんな若干テンション高くなかった?気のせい?
あと驚いたのは、マサムネが結構フェイクいれてきたこと。フェイク入れずにきっちり歌う印象強かったのですっごいびっくりした。
事前にセットリストも見て行ったのですが、アンコールにまさかの「恋のうた」があったのに驚き!あとは概ね予習通りでした。実は「ロビンソン」を初めて生で聞いたのですが、しびれるくらい素敵でした。「惑星のかけら」は、CDで聞くよりゴリゴリの骨太サウンドでめっちゃかっこよかったです…いやもうギターもベースもドラムもすごいゴリゴリで震えた…!ちょうど、「夜を駆ける」の時間帯が夕刻〜夜くらいですっごく綺麗だった…!おなじみであろう「けもの道」の冒頭は「志度町の日の出〜」でした。曲の感想って「よかった」「かっこよかった」くらいしかかけないからほんと難しい…!

前述のとおり、私は人生初スピッツが、中国地方の山奥の野外で見たスピッツだったので、はじめてスピッツ見たときのあの、なんとも言えない気持ちを思い出しました。ずーーっとポータプル音楽プレーヤーで聞いていたあの曲が!CD音源で聞いていたあの曲が!!パソコンから流れていたあの曲が!!!実際に目の前で!!!!という感動。これが今流行りのエモいってやつなのか。違うかな。
瀬戸内の海と、時の流れでうつろう空と、心地いい音楽の流れる最高の空間にいられたことを、時間の経った今でも思い出します。夢のような時間でした。

 

最後に

終わってからバスに乗るまで、割と歩かされて結構時間がかかったように思いました。駐車場から広い国道に出るまでも、狭い道なので混んでいて少し時間がかかります。結局ごはんを食べたり、スーパー銭湯に寄ったりしたので家についたのは1時頃でした…。道中ずっと運転してくれた夫に、多大なる感謝を送ります。